Dream Theater『Black Clouds & Silver Linings』

Black Clouds & Silver Linings (Spec)

Black Clouds & Silver Linings (Spec)

ここ数作に見られた技術的なインフレ傾向が収まって、メロディにもしっかり練られたあとが感じられて*1予想外のと言ったら失礼だけど中々の快作。ライブの期待がより一層高まった。Dream Theaterを聴いたことが無い人にも勧めやすいかな…と思ったけど、初っ端から16分ってのは、ややハードルが高いか。
5曲目に顕著な「あれこのメロディどこかで聴いたことがあるんだけど…」的感覚はまあもはやお馴染みと化した感が無きにしも。不思議と許せてしまうんだな。
とまあ基本的に好印象なんだけど、クレジット見るとちょっと不穏な空気。またラブリエが外されてる…。彼がどんなに得難い資質を持ったボーカルなのか分かってるのかねマイキーは。

カバー集

Stargazerはキー下げなくても歌えそうだけど意外と高いんだろうか。
太陽と戦慄はやっぱ名曲だ。

*1:特に1曲目の5〜7分辺りは白眉。