晴れ/普通/ダイヤモンド富士

冬至お元気ですか日本列島を見ていると、夏至とは日が出ている時間が約5時間も違うという話が。そしてtwitterを見ているとさらに面白いも。
それはさておき、今日は高尾山でダイヤモンド富士が見られるということを把握していたので早起きして行くはずが、何をどう間違ったのか目が覚めたのは午後だった。少し逡巡してから、次の機会に行けるか分からんよなぁということで14:50頃の新宿発準急高尾山口行きに乗って出発。
列車は定刻通りに運行され、高尾山口駅到着。ケーブルカーの駅に向かう途中、猫トラップに引っ掛かりそうになったものの何とか振り切り15:45発のケーブルカーに乗って中腹の高尾山駅に到着*1
この時点で大体15:50ぐらい。高尾山頂への所要時間は40分。日没の時刻は16:12。というわけで、軽いトレイルランニング状態に。日常で走るということがまず生活を送っているから、心臓が張り裂けそうでぜえぜはあはあ自分の呼吸がうるさいぐらいだったけど何とか間に合った。山頂の広場に着いてみると既に大勢の先客が。平日でこれだから休日だとどうなるんだろう。

既に日食で言うところの第1接触が始まってたせいか、場所取り合戦もなく皆さん時折声を挙げながら富士山頂に沈みゆく太陽を見守っていた。自分も首尾よく場所を見つけ、何となく一礼してから撮影。

やっとそれっぽいダイヤモンド富士を撮れたと自己満足。そしてあっという間に陽が沈みきると誰からともなく拍手と歓声が起きた。
祭りの後にも似た空気の中、そそくさと帰る人とその留まる人が。自分はタッチアンドゴーで帰ってしまうのは勿体ないので後者に。夕方から夜にとって代わられていく空に浮かぶ富士山などの稜線を見ていると何とも去りがたい。去りがたいのだけど、寒い。手袋を持ってなかったので、ほんの1分ほどカメラを構えてるだけで凍えそうになる。

というわけで17時ごろ山頂を撤退。帰り道は灯りが点いてたけど、それでも足元が暗かった。ヘッドライトを持っていくべきだったな。行きは急いでいたのでスルーしてしまった薬王院にお参りしようと思っていたけど、灯りが落ちていたのでまたもやスルーしてケーブルカー駅へ一直線。教訓:お参りはお早めに。
帰りの時間には少し余裕があったので夜景を眺めていた。なんとなくだけど横浜方面かな。

これだけ光が溢れてれば星も見えなくなるよな…と怒り呆れ畏れをそれぞれ等しく感じつつ下山。もうちょっと眺めていたかったけど、明かりも持たずに暗い山道を降りるのは控えめに行って自殺行為だわね。何とも慌ただしい一日というか四半日ほどだった。

*1:寸前、落としたマフラーを拾ってくれた男性に感謝。