18きっぷの旅2010冬・1日目・夜:高山散歩

白川郷から高山駅前に帰還。下呂温泉もしくは岐阜市まで戻ろうかとも考えつつ駅前で宿を探しているとカントリーホテル高山が冬季シングル割引1泊4,500円とリーズナブルだったので即泊まることに。案内された部屋は10階で眺めも良かったのだけど、ボーっとしてる間に日が暮れて景色を取り損ねるミス/(^o^)\
いい加減ボーっとしてるわけにはいかんだろうという頃合いになってようやく晩飯と散策のため外へ。さっそく小料理屋が目にとまったものの、今入ったら歩けなくなるなと入らず。パラパラと粉雪舞い落ちる中、これぐらいさっきに比べたら大したことないさと傘は差さずに歩く。
道路は雪が凍結してるところと除雪されているところが半々ぐらい。アイゼンが役に立ってくれつつ、そうでないところは道路を傷つけてはマズイだろうとつま先歩きに。ふくらはぎが鍛えられた気がする。
高山市内

雪の重みに耐えて咲く花。根性あるね。
雪花

骨休めするショベルカー達。五箇山には雪かき用のが止まっていたけど、ここでは普通に工事をしていたみたい。
休憩中

ここで少し雪が強くなったので、屋根のあるアーケードで雪宿りしつつどうしたもんかなと空を眺めていると、すぐに弱まってきたので散歩再開。すると周囲の建物とは一風変わった外観の図書館に行き当たった。
煥章館

素敵な雰囲気に誘われて入ってみるとメガネが一瞬で曇った。煥章館という名前で古くは学校として使われていた建物らしい。多分その頃と同様に自習室で学生さんたちが勉学に励んでおられた。旅先で本を借りるわけにもいかないので早々に辞して、道なりに歩いていると飛騨護国神社に。
護国神社

そういえば初詣がまだだったなお参りしようかと考えながらも夜だったので何となく遠慮。人っ子ひとりいない冷たく冴えた空気の中、境内に隣接する建物から学生さんらしき方々が何やら音楽を練習している音が響いていた。
気づけば高台に来ていたらしく、アーケードの方を見降ろすような道路に。
高山市内02

いわゆる小京都的小路。禁煙の表示があるのにたばこの自販機が据えられていて苦笑い。
高山市内03

大通りに面したやたらと雰囲気のある珈琲屋。
珈琲屋

この店に限らず8時ごろにはもう店じまいをしてる店が多かった。深夜営業が当たり前の所からくるとギャップが激しい。
アーケードの招き猫。招き過ぎた雪を何とかしてあげたい。
雪かぶり招き猫

散々あそこでもないここでもないと街中を歩きまわった末、最初に目にとまったホテルのすぐ側の酒菜という小料理屋に。牛タンひつまぶしなるメニューに惹かれたのだけど、他の一品料理が普通に美味しそうだったので牛ステーキ串、せんまい刺身、白モツ鍋に地元の日本酒一杯等々注文。
ふと壁を見るとズーミンのぬいぐるみが。以前日テレで紹介されたそうな。
K点越え

店内にいた年配の男性2人がやっぱ高校からの友人が一番気兼ねなく話せるよなといったよーな話を3回くらいリピートした辺りで全て食べ終えごちそうさま。大変美味しゅうございました。
というわけで今回のおおよその散歩コース。総延長3,4km?消費カロリーは不明。

その後はホテル1階のコンビニに立ち寄りつつ部屋に戻って明日のルートを決めてから就寝。なんとも密度の濃い1日だった。