晴れ／普通／最後の光

2,3週間前と起きる時間は同じなのに空の色がまるで違って、その変化こそ何より雄弁に季節の移ろいを表しているんだろうなという朝。遠いと思えば近く、近くと思えば遠い。そんな所に春はいる。
なんて俺も上手いこと考えるねなんて思っていたら、今日は一気に暖かくなってすんごく近くまで来てませんか春ちゃん？という昼に。それはともかく、春が近づいた分暖かくなるのは有り難いんだけど、その分明け方のISSは見るのが難しくなってしまうのが困ったところ。
そんなISSへ向けて日本時間8日18時14分、スペースシャトル「エンデバー」が無事に打ち上がった。時間を間違えて現れた太陽のように強い光を放って射点から浮き上がり、その周囲だけ昼間に塗り替えながら夜を飛んでいく。あまりにも綺麗な光景。本当にこれが最後なんだなぁと思った瞬間、泣きかけたね僕は。

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*1:4分くらいに発射です。