北陸旅行1:北陸の旅

3月13日のダイヤ改正で廃止される北陸と能登。実を言えばそこまで愛着があるわけでもないんだけど、新幹線や特急の空席情報が角に出来るCYBER STATIONをちょくちょく覗いていると、前日または当日になるとキャンセルが出るのか空席が出来る状態だったので、今を逃すと2度と乗れない…ということで乗ってみることに。行った先で何をするかは特に決めず、何となく大糸線が撮れれば良いかなと言う極めてアバウトな、そんな旅の始まり。
上野駅に着くと、目的を同じくする人たち賑わっていた。
ヘッドマーク

ブルートレインに乗るのは昨年の富士・はやぶさ以来。車内を見て回るとやはりどこもかしこも年季が感じられて、商品が補充されない自販機には切なさが。
自販機

この自販機こそが何よりも寝台列車が置かれている昨今の状況を表しているのだろうね。それでもなお自分にとって寝台列車というのは子どもの頃の憧憬そのものであり、おっさんと呼ばれる年齢になった今となっては、客車の音と揺れに身を任せつつ後方へと流れて行く夜景を眺めながらのビールに優る酒は想像できないそういうものになっている。

晩御飯は北陸の中で沿線の名物を集めた北陸弁当。美味だった。
北陸in北陸

この北陸の旅は7時間ほどと余りゆっくりもしていられないので、ご飯を食べた後は速攻でおやすみなさい。B寝台でもカーテンを閉めれば個室の様なもので、この狭さが逆に落ち着くんだよね…いや強がりじゃなくね…とか考えてるうちに寝ていた。