南アフリカW杯:アルゼンチン3-1メキシコ

この試合も立ち上がりは静かな展開。メキシコがしっかり守備ブロックを築いてアルゼンチンの攻撃をいなしながら時折鋭い攻めも見せていた。にも関わらず先制はアルゼンチン。強引な中央突破からメッシが送ったパスをテベスが決めた場面はオフサイドだった。先ほどのドイツvsイングランドに続いてこの試合も誤審が影響してしまったのが悲しい。
2点目はDFラインでのパスミスが原因だけど、あそこまでイグアインが詰めていたからこそ生まれたゴールではある。試合を通してアルゼンチンは前線からのプレスが効いてた。大久保とか途中投入されるであろう岡崎とかにも期待したい動き。
3点目は文句なしのゴラッソ。堅い守備ブロックを築くメキシコの隙とも言えないようなほんのわずかな隙間をぶちぬいて。何というか刀で切り結んでいたら突然ライフルで撃たれたような。あんなシュートを撃てる選手が日本に現れる日は来るんだろうか。
3点目を奪われた後はさすがに集中が切れたのか、暫くイージーなミスが見られた時間帯も。そこから何とか持ち直してじっくりパスをつないだり、遠目からのシュートも撃ったりとしつこく攻め続け、エルナンデスの見事な反転シュートが決まって2点差(実質1点差)に。アルゼンチンとしては直前にベロンを投入して試合を締めるつもりだったんだろうけど、いまいち機能してなかったな。
そのゴール以外に幾度かあったチャンスを決めきれないのがやはりメキシコとアルヘンブラジルといった国との差か。恥も外聞もなく守りに徹してカウンター狙いでいけばと思わないでもないけど、それをやってしまうとメキシコでは無くなっちゃうんだよな。
というわけで2006年ドイツ大会に続いてベスト8でドイツvsアルゼンチンというカードに。せめて準決勝で見たかった顔合わせ。うーん、もったいない。
あと、テレ東の実況解説は落ち着いてて良かった。TBSとかテレ朝とか日テレとかフジとか全体的に見習うべき。
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