小海線の旅

昨晩眠る前に時刻表とにらめっこした結果、小海線経由で東京を目指すことに。
したのだけど、少し余裕があったので昨晩に続いて姨捨を訪れた。すると、何度も来ている中でついぞ見たことが無いというような見事な青空。
姨捨朝02

ホームからすぐ側の線路を長野へ駆け下りていく115系
篠ノ井線02

ツアーの一環か団体のお客さんも来ていた。長野県はもっとPRすべき。
姨捨朝04

今度こそ小海線を目指すことに。篠ノ井駅からしなの鉄道に乗り、小諸駅へ。目指す途中上田駅で乗り換えの待ちの時間があったので駅前をぶらぶらしてみた。
駅前には公開からそろそろ1年になろうかというサマーウォーズの広告幕がまだあった。
上田駅前

小諸駅から小海線に。青々と広がる稲田がまるで海のように見えることからその名がついたらしい。
小海線車窓01

てのは今考えました。
真っ直ぐに伸びる線路。雲に隠れて見えないけど、線路の向こうに浅間山がデーンと見える構図になるはずだった一枚。
小海線車窓02

まあ、前回訪れた時に撮ってるからいいんだけど。晴れていたら一本待ってこの風景の中を小海線の列車が進んでいく図を撮ろうと思っていたけど、こういう天気だったのでそのままGO。
そして一つ目的地でもあった臼田駅で下車。はやぶさやあかつき・イカロスで有名な臼田宇宙空間観測所の最寄駅だけど、車で30分の距離をタクシー移動するのは無理なので、巨大なロケット風モニュメントの見える稲荷山公園へ。
ふるさと広場

ふたご座通り

駅前の広場や街灯などそこかしこに星の町らしい雰囲気が。
稲荷山公園はその名の通り小高い丘の上にあって、鳥居が並ぶ階段と普通の道が伸びていた。当然前者を選択。
稲荷山公園

稲荷山公園

予想以上の坂道に息を切らしながら上ると、その名の通りお稲荷さんのズラッと並ぶ神社が。
お稲荷さん

そこからさらに進むこと10分超。ようやくロケットと対面。どうやらコスモタワーという名前らしい。
コスモタワーと太陽

コスモタワー

近くで見ると長年風雨にさらされたせいか、塗装落ちなどが見られた。中の通路は虫の楽園になってたりして…と恐る恐る上ってみると、そんなことはなく清潔だった。
丘の上のさらに上とあって、眺めは流石の一言。
眺望

そろそろ電車の時間もまずいということで降りてみると、その時初めて台座の部分におおすみのモデルが置いてあるのに気がついた。
おおすみ模型

同じようなスペースが4か所あったけど、残り3つは何も入って無かった。かつて何かあったのかな。
臼田駅に戻り再び小海線で移動。青沼駅との間では臼田の60mアンテナが見えるんだけど、この日はアンテナの向きの関係で肉眼ではよく分からなかった。
小海線の車窓はどこも見事なんだけど、うっそうとした森を抜けて視界が開ける信濃川上駅〜野辺山駅間は1,2を争うんじゃなかろうか。
小海線車内

小海線車窓03

国立天文台野辺山のおひざ元、野辺山駅で下車。
野辺山駅

しかし天文台の後に地名がつくのって何か違和感があるな。首都大学東京みたいなものか。
というわけでレンタサイクルでその天文台へ移動。
45m01

45m02

これで十分息を飲む大きさなのに、臼田はその1.5倍というからwktkが止まらない。年に1,2回観覧ツアーを開催したら少しは人が集まりそうだけどどうだろか。
アンテナを見終えた後はすぐ隣の南牧村農村文化情報交流館へ。フライトシミュレータは相変わらずout of serviceで、ドーム型シアターでは非常に緩い番組が投影されていた。ちなみにお客さんは自分一人。
時間にまだ余裕があったので線路近くを自転車でうろうろして適当に見つけたポイントで鉄道を撮ることに。
光01

野辺山〜清里

我ながら酷い出来になってしまったけど、まあ反省材料ということであえて掲載。いずれまた撮りに行こう。
そして野辺山駅出発。本来ならもう1本は早く帰るつもりが天気に恵まれたこともあって長居してしまった。
野辺山駅

おかげで甲府を過ぎる頃にはすでに辺りが真っ暗になってしまっていたけど、まあいつものことか。