晴れ/微妙/アリエッティ

旅から帰って一夜+一朝明けて昼に目覚めると足が筋肉痛でえらいことになってた。多少山歩きしたぐらいで筋肉痛とか泣ける。今日は家で大人しく写真整理でもしてようかなと思ったけど、じっとしてるだけで汗が流れ出て干からびそうな暑さだったので、クーラーのきいた映画館に行ってきた。感想は後に書くとして、鑑賞後に毎度おなじみスカイデッキへ。昨日は素晴らしい空が拝めたそうなので、今日はどうかなと登ってみたら別段どうということのない空だった。標高200mオーバーでも風が生ぬるくじっとりするような暑さだったのには辟易したけど、地上に戻るとやはり比較にならない暑さでヒートアイランドっぷり。昨日の野辺山は直射日光こそ厳しかったものの、大分涼しかったんだなと実感する。

以下映画の感想(ネタバレ含)

借りぐらしのアリエッティ

千と千尋以降顕著なストーリーレスというか、分かりやすい起承転結を求めてると肩すかしをくらうだろうなという作品。映像の美しさと音楽に頼り過ぎな感も否めず、想像の余地が少々大き過ぎる気がしないでもないけど、総じて悪い印象はない。といって、ポニョを見た後の凄いものを見てしまったという感覚も無く、予告編を見た時の期待値を上回りも下回りもせず、良くも悪くも普通に良かったな、と。
ストーリーが無いというよりは、もっと大きな物語の導入部分または場面転換といった趣で、全編予告編という気も。どうせなら小人種族が日本に来るまでの経緯とこの先の顛末を合わせて3部作にでも…と思わないでもないけど、何となく地味な話にしかなりそうにないな。そもそもはイギリス生まれの一族なのかな?産業革命辺りで存在が疎んじられるようになって新天地を求めて船に乗り込んだら日本でとかまあありがちな妄想が。今後に関しては…どう考えても苦労しそうだな。マンションに小人の町があって何とか受け入れてもらったりとか、ノロイ@ガンバの冒険的な強敵と力を合わせて戦ったりとか、ハルさんの逆襲とか。どれだけ探しても同族が見つからずにBAD ENDだけは勘弁。
そういえばお約束の空飛ぶシーンもあって、おいおいこれかよとちょっと笑ってしまった。
さらにどうでもいいネタバレをすると、アリエッティ一家が借りぐらしをしてる家の表札に「薮」とあって、阪神ファン的に掴みはオッケーだった。。。と思ったら、Wikipediaには「牧」とあって、確認するためにもう1回見てくるべきかどうでもいい葛藤ががが/(^o^)\