鳴子峡の旅・初日
余ってしまった18きっぷの使い道を考えて、楽天の藪さんが見たいなと思い突発的に仙台を目指すことにしました*1。というわけで朝一で家を出て上野から東北本線でひたすら北上。関東平野はいまいちぱっとしない曇りだったけど、栃木以北は晴れてました。
この写真はタイムスタンプ的に福島通過中のどうということのない一こま。
東北本線は基本的にフラットな眺めが多いんだけど、藤田駅〜貝田駅の車窓はイチオシです。
勾配の途中で視界が開けて田園風景が見渡せるのが気持ち良い。
水を貼ってる時期の朝焼けとか夕暮れとかたまらないだろうなぁ。って水田なのかな？
電車は定刻通りに仙台到着。と言っても上野から新幹線なら約100分のところが6時間くらいかかってるんですけどね。お金と時間は交換できるという一例。
Kスタの中に入ると残暑の直射日光に加えて照り返しが厳しくフライパンで焼かれてるような暑さでした。あれはもう少し何か対策取らないと小さいお子さんが危険なレベルじゃなかろか。
先発も調べずに来てみると岩隈だったのでラッキー。
と思ったらいまいちピリッとせずに5回4失点。
風船上げは良いもんですね。
藪さんは見られなかったけど太陽が好投してて嬉しかった。
シコースキーも久しぶりに見られて満足。
試合結果は西武6-5楽天。
http://www.rakuteneagles.jp/game/scoreboard/record/2010090501.html
とりあえず主たる目的は果たしたので、仙台駅に戻って少し早い晩御飯。仙台に来ていつも牛タンじゃ芸が無いよな…と回転寿司屋に入って牛タン寿司を食べると言う矛盾*2。
昼間の暑さとは裏腹に、もう9月ということで日が暮れるのが早かったです*3。
いつ見ても綺麗なステンドグラス。
以前はこの前に像が飾ってあったような気がするんだけど、あれは一時的なものだったのかな。それにしても、伊達正宗もこの程度ならまだしもイケメンキャラにされるとは思ってなかっただろうなぁ。
腹が膨れて移動するのがめんどくさいからもう適当に宿をとって寝ようかなと思ったけど、ここまで来たんだからもう一足延ばせば星が綺麗なところに行けそう…と地図をサーチして暗そうな鳴子峡を目指すことに。紅葉の名所ということで一度行きたかった場所でもありました。まあ時期的にはばっちり緑葉なんですがね。これまた適当に探した宿に電話をかけると、遅いけど大丈夫だよと言ってくれたのでありがたく泊まらせてもらうことに。
タイガースファンで猫好きならここに泊まるしかないだろというお宿でした。
http://www1.ocn.ne.jp/~isazen/
混浴の風呂は誰も入ってませんでした。残念無念。まあ入ってるとしても漫☆画太郎の漫画に出てくる婆さん的な感じでしょうが。
ひと風呂浴びてカメラを持って出かけると、期待通り満天の星空が広がっていました。物心ついてから天の川を見たのは初めてだったかもしれません*4。
アルタイル。
デネブ。
ベガ。
カシオペヤ。
オリオン。
ずっと星空を見ていると、流星群というわけでもないのにヒュンヒュンと燃え尽きていく流れ星が見えました。そしてスーッと流れる人工衛星やデブリも。ひとつ天頂から地平までものすごいスピードで落ちて行いく光が見えて腰を抜かしそうになったけど、あれは静止トランスファ軌道の衛星またはデブリだったのかな。それこそ星の数ほど星が見られて夢のような一夜でした。
