晴れ/普通/アジア杯

今日は昼過ぎまで家でごろごろしてからようやく行動を開始。東京でも雪が降ったという話をTLで見かけていたから近所も降るかなと出かけるのを渋っていたのだけど、パラパラと舞うこともなくいつも通り冬晴れでした。例のごとく展望台に登って日没を連続撮影した後、東京タワー側に立ち寄るといわゆる一つのサムライブルーカラーに。

あらためておめでとう、ザックジャパン

というわけで

振り返ってみれば1年前は低調な戦いが続いてサムイブルーとか何とか色々言われていましたが、ほんと何があるか分からないもんです。自分も何か行ってたかなと振り返ってみたら何にも触れてませんでした。あまりの体たらくに多分触れる気も起きなかったんでしょうな。
で、昨日の試合のこと。を書こうと思ったんですが、言いたいことは大体この辺りに書かれていたのでそちらを。
http://blog.livedoor.jp/vitaminw/archives/52636900.html;title
サッカーコラム J3 Plus+ 日本 - オーストラリア戦 プレーヤー別採点 (日本代表編)
後半からはひたすら豪州が放り込んでくるボールをひたすら跳ね返す展開が多く、8割ぐらいは日本の陣内で試合が推移するような展開でしたが、よくぞ120分耐えきってくれました。日本がポゼッションした時にバックラインで回すのがやっとという場面にフラストレーションも溜まりましたが、パスコースの消し方とかが上手かったんでしょう。多分。前半のうちに点が決められたチャンスもあったけど、そこで決めたら逆に押し切られていたかも。何となれば今まで逆転を2回も食らってきたわけなので。
とまあつまらないたらればはともかく、耐えて耐えてめぐってきた乾坤一擲のチャンスに飛び出した李忠成のボレー。本当に美しい。

ついつい思い出すのはCL決勝でジダンが決めたこのボレー。

どちらが上とか野暮なことは言いっこなしで。でも、本当に素晴らしかった。美しさや劇的さでいえば日本代表が1000余積み重ねてきたゴールの中で1,2を争うと言っても過言では無いのでは。それくらい素晴らしいゴールでした*1。終了間際のセットプレーは心臓が締め付けられるような思いでゴールが割られないことを祈っていました。セルジオ越後の「名波!名波さん!気持ちだけでも壁に入って!」ってのは(つい笑ってしまいますが)紛うこと無き名言でしょう。あの瞬間壁に入ったのは今まで積み重ねてきた日本サッカーの歴史そのものなのかもしれませんね。ドイツで豪州に打ちのめされてからというもの、アジアのタイトルも失って、これからという時にオシム監督も倒れて*2、緊急登板の岡ちゃんも目立った結果を残せず。日本代表にとってはうっ屈とした時期が続きましたが、W杯を境にV字回復し、日本代表が停滞するきっかけになった豪州をこれまた因縁の地・ドーハで乗り越えるという痛快さ。ほんと堪えられないものがあります*3。改めて日本代表の関係者全てに感謝を。こうして現場の人間が結果を出したんだから、事務方の人間にも同様の働きを期待したいところですな。

*1:彼の出自のことに関して色々口さがないことを言う人もいますが、哀れだなぁと。

*2:この試合は見てたかな?喜びすぎて倒れてないといいんですが

*3:まあ正直ドーハの時はサッカーを見てなかったんですがね><