晴れ/微妙/明け方に

気づけば今年も12分の1が終了。年年歳歳スピード感が増していく一方な気がしてなりません。そんな1月の終わりの朝は久しぶりに星を見に外へ。今ならまだ水星が見られるんじゃないかなと期待してたんですが、あいにく見られませんでした。やっぱり地べたから見ようと思うと最大離角前後数日くらいしかチャンスがないようですね。それでも月と金星をはじめ、土星にスピカに北斗七星といったこの時期おなじみの面々の他にさそり座も見え、さらには登りたての夏の大三角形も。冬のそれに劣らずにぎやかな面々を見ることが出来ました。おまけに予期せぬ人工衛星までも。あとから軌道を確認したところ、多分SL3-R/Bかなと。打ち上げられたのは1980年8月15日。その日から地球をぐるぐる回り続けてるんですね。見も蓋もないことを言えば厄介なごみなんですが、なぜかロマンを感じてしまいます。まあ宇宙開発がもっと身近になればこういう感傷もなくなるんでしょうが。
何とも取りとめなくなってきたところで今朝の写真を。
まずは金星とさそり座の上半身。

このアンタレスがきれいに見えてくる頃にはオリオンが沈んでるんですね。いい加減トラウマを乗り越えていただきたい。
そして登っていく月。

750mm相当の望遠鏡の視界に入れてから消えるまでおよそ8分ほど。つまりはそれくらいのスピードで地球が動いてるということです*1。びしっと地球照も撮りたいところでしたが、残念ながら望遠鏡が安定せずにNG。いい加減対策を考えねば。

*1:でいいんですよね?