曇り一時雨/普通/ヤマボウシ

天気予報見たら確か晴れマークが出てたはずなのに終日曇り。中途半端に曇るぐらいなら雨でも降ってくれれば…と思っていたら夜になって雨が降りましたが、相変わらず雲は居座って星が見えません。とまあそれはさておき、今日はしばらく前から気になってたヤマボウシのこと。

見ての通り一つの木から紅白の花が咲いてます。調べていくと(と言ってもググッただけなんで話半分って感じですが)、最初は白い花がだんだん赤く染まっていくようです。
これは別の木ですが、まさに染まっていく途中のように見えます。

このように一つの木から紅白の花が咲くことを源平咲きと言うらしいです。
asahi.com: なぜ同じ木に2色の花が? - ののちゃんのDO科学

ウメは有名よ。ツバキやツツジの仲間でも見られるわ。どれも、赤・桃色系の花の木に、白い花が咲くようになったものよ。ウメならもとになったのは紅梅。アントシアンという色素の色なの。この色素はいくつかの反応を順番に経て作られ、一つ一つの反応にはそれぞれ特有の酵素が必要なの。

ヤマボウシの場合、白い花が赤く染まっていくので赤太字の個所と矛盾してるんじゃ…と思ったけど、花弁のように見えるのは花弁ではなく総包片と言うらしいです。だから筋は通ってるんですね。しかし、こんなにハッキリ色が変わるのに何で去年は気づかなかったのかな自分。色々調べた時に「植えてから2〜3年後から花色の変化がよく現れます」なんて記述もあったけど、立派な成木だからこれは当てはまらないと思うんですよね。うーん。