晴れ/普通

今朝は地震に揺り起こされて勘弁してくれよ…というスタート。揺れる本だなを見ながら、血となり肉となった本やらCDやらに潰されて死ぬなら本望…なんてモノローグが浮かんだところで、冷静にまだあれやこれやもやってないぞと起床。
昨晩から続く伊豆東方沖の群発でひと際大きいのが来たのかと一人合点しつつテレビをつけると栃木南部だった。考えてみると、伊豆と東京の間には割としっかりした地盤があるのか、震度5弱でもそれほどの影響を感じない。といって油断もできないけど。警告を受けてる間に少しずつ地震に対する準備を整えなきゃいけないんだろうな。と3日経ったら忘れそうなことを考えながら家を出ると、一段と朝の到来が遅くなって、微妙に紫の混ざった空が広がっていた。こういう空を見るにつけ、早起きは得だなと思う。徳じゃなく得。
昼には都心だというのに夏の高原に負けないような濃い空色が。ってのは言い過ぎかもしれないけど、正に冬晴れの空。所用で新宿に行ったので、日没を眺めに都庁の展望台に登ろうとしたものの、結構な行列が出来てたのでスルーして再び駅前へ。

日没から暫く経つと地平の辺りが茜に染まって、その上には青から黒へと続くグラデーションが広がって、極々限られた視界の中ではあったにせよ素晴らしい空が拝めた。

展望台に登ってればなぁと思ったりもしたけれど、展望台からじゃ見えない落ち葉と戯れたり…

…そもそも新宿に来た目的を果たしたりしたので私は元気です。
と、ほどほどなところで満足する術を身につけると、手を抜く癖が身についてしまったり大事なものを見落としてしまったり。そんな可能性を連れてくるので注意したい…と益体も無いことを考える冬の一日の終わり。
群発はまだ続いてる。一刻も早く心休まる時が訪れて欲しい。