雨/普通/CL

5月にしては妙に寒い雨。シャツを1枚羽織っても肌寒く感じるぐらいだったのに、すれ違った白人の人は大体半袖。あれで風邪をひかないのが不思議だ。それとも翌日無理がたたって寝込んだりしてるんだろうか。
と、それほさておき日本時間早朝に行われたチャンピオンズリーグ09-10シーズン決勝戦。こういった試合が見たいとかあれこれ妄想していたものの、ふたを開けてみれば最初から最後までモウリーニョモウリーニョによるモウリーニョ(とミリート)のための決勝戦といった試合だった。
ふてぶてしい表情が憎らしいくらいカッコいいね。

しかしそんな彼を擁してもチェルシーが優勝できなかったってのは結局運命論的なものに帰結するんだろうかと思わないでも無いな。来季はレアルマドリード?どんなに凋落してるように見えても誰もかれもが行きたがる魅力って何があるんだろうな。十二分に金は稼いでるはずなのに、それ以上の名誉を感じたりするものなんだろうか。
銀メダルを首にじっと前を見るロッベン。切なすぎる。

毎度ながら準優勝クラブを優勝セレモニーに付き合わせるのはどうかと思う。この悔しさはW杯で…晴らされても困るな。来季頑張れ。
そしてインテル出場700試合の節目を見事CL優勝で飾ったサネッティ

36という年齢を感じさせない動きで準決勝ではメッシを、この試合ではロッベンを抑え込んだ。そんな彼がW杯に出場できないってのは何の因果か。ラフプレーが多いアルゼンチン代表の中にあってクリーンな所も好きだったな。カンビアッソは次も狙えるかもしれないけどさすがに厳しいよなぁ。いやはや勿体ない。
その他印象に残ったのはエトーの戦術理解度の高さ。あれだけ守備で貢献できる選手だとは。それを言い聞かせたモウリーニョの手腕もあるんだろうけど、ほんと大したもんだ。この日お預けになったゴールはW杯で…取られても困るから以下略。結果論ながらイブラとのトレードはインテルの圧勝だったな。ビジャが来たらますますカップ戦要員になりそう。
とまあ来季の前にまずはワールドカップ。不完全燃焼だけは勘弁。悔いの残らない戦いを是非。