曇り一時雨/普通/1ヵ月

今日は意外と早く起きられたので相模原へ。えっちらおっちら電車を乗り継いで毎度おなじみ淵野辺下車。特に意識していなかったけど、はやぶさ帰還ジャスト1ヵ月だった。
はやぶさの映画上映開始の少し前に相模原市立博物館に到着するとチケットは既に完売したとのお知らせが。さすがに平日に満員御礼になるとは予想してなかったもんで、カッとなってDVDを購入。完全版を作ると言う話もあるけど、それはブルーレイで買えばいいじゃないとささやく声に従った。まあ再生機器は無いんだけど。
というわけで、とりあえず「おかえりなさい はやぶさ」という別番組の券を買ってから宇宙科学研究所へ。はやぶさのPVで会話した人が持っていて羨ましいなと思っていたはやぶさ手ぬぐいをようやく購入出来た。夏フェスとか炎天下に出向く機会があったらこれ使おう。ちなみに在庫はまだ余裕があった。
一通り展示を見た後、再び博物館へ。この回も行列が出来ていたけど、さすがに売り切れるほどではなく何とか上方の席で鑑賞出来た。その中で気になった話をいくつかあげると、東京最後に天の川が見えてから38年とのこと。1972年の時点で光害があったんじゃ今見えるはずがないやね。逆にこの状況で見えてる1等星の明るさが分かる。
また、土星の環が100万年後には消えているという話も。これには1千万単位から1億まで諸説あるようだけど、いずれ消えるだろうという点では一致してるみたい。少し前に土星の環の地球との角度の問題で見えなくなる現象が話題になったけど本当に消える可能性なんてのは考えなかったな。要勉強。
そして、番組後半で例のはやぶさ2の予算が事業仕分けで17億円が3千万になったという話が。
http://osaka.yomiuri.co.jp/science/news/20100614-OYO8T00291.htm
それに対する反論としては第一人者の方が書かれているこのポストがFAでしょう。
はやぶさ2予算を削ったのは民主党か?: 松浦晋也のL/D
それにしても、こんな誤解をまん延させて本当の理解から遠ざけた読売新聞には困ったもんだとしか言いようが無い。今からでも遅くないからしっかりと訂正記事を書いてほしいところ。。。
とまあそんな間にもはやぶさ2実現へのリミットは着々と迫ってる。はやぶさのサンプルの話題がちょくちょく出てくるのは良いとして、同じく一つの契機をつくりえた、先日ルテティアにフライバイしたESAロゼッタのニュースが、一般紙にはまるっきりスルーされてたのは切なかった。
これから政治がゴタゴタすると、こういった話題が一般メディアに取り上げられる回数はますます減っていきそうだけど、何とかこの火を絶やすことなく次に繋げていきたいね。
はやぶさモックアップ