晴れ/普通/冬が始まる

1週間ほど前の借りを返すべく再チャレンジ。撮影地に着いたのは2時ごろ。家を出た時は雲が空一面を覆うというほどではないにせよ結構湧いていて撮れるかどうか不安だったけど、雲があったらどうなるのかというのも見てみたかったし何事も経験。ということでいざ到着してみると、先日ほどでは無かったにせよ晴れていた。セルフジャッジしないで行ってみるもんですな。東京タワーの灯りが完全に落ちずに真中だけ光ってたのは何か作業してたんだろうか。広角で撮ってみると完全に灯りが落ちていた時と比べてさしたる違いは無かったかな。
空を見ると、目をこらすまでもなく飛び込んでくるのは太陽系の外で一番明るいシリウス。次いでオリオンの特徴的な姿が見え、プロキオンアルデバランポルックスカストル、カペラ。街の灯りをものともしない明るい星が競うように空を登って行く様は時間を忘れさせてくれる。先日満天の星空を見て以来どうにも物足りなさが先に来てしまっていたけど、憑き物が落ちたと言うか折り合いがついたと言うか。この場にいてこれだけ見えれば十分じゃないかとそう思えた。

α200|ISO800/F8/8s)×320
撮影時間はおおよそ1時間半〜2時間といった所。日中は天気が目まぐるしく変わって、今日は無理かなと仮眠しなかったので途中から立ってるのも辛かった。今度は椅子を用意して三脚も低めに立てよう。冬になるとまた別の装備も必要になってきそうだな。インターバルリモコンがあればこんな苦労しなくて済むんだろうけど、α200にそんな便利道具はないのでひたすらリモコンプッシュ。何事も要は気合ってことやね。
ちなみに画像合成も気合で320枚全部比較明。なんてことは流石に無理なので、はやぶさ帰還写真を撮影された東山氏のBlog経由で知ったLightenCompositeを使用。
http://www.nuasa.org/~ken/blog/?page_id=6
星を映せれば後はこのフリーソフトが何とかしてくれるのでみんなもチャレンジ!