晴れ/普通/キックアス

2月の冒頭も気持ちの良い冬晴れ。よくよく考えれば都庁からダイヤモンド富士が見えるチャンスだったけど、映画デーなのでそんなことはきれいさっぱり忘れて久々の映画鑑賞。今日見てきたのは昨年末くらいからちらほら話題になっている『KICK ASS』という一本です。どのチケットショップを除いても前売りが完売御礼でどうしたものかなと思っていたらまだ公開中だったので見てこれたというわけ。

とあるコミックオタクの平凡な高校生が、自ら“キック・アス”と名乗り、ヒーローとして活躍する姿を描くアクション・ムービー。ブラッド・ピットが製作に名を連ねる本作は、マーク・ミラーの原作を『レイヤー・ケーキ』のマシュー・ヴォーン監督が映像化。『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』のアーロン・ジョンソンが主人公を好演するほか、『(500)日のサマー』のクロエ・モレッツが美少女ヒーローを熱演。実際にアメコミマニアのニコラス・ケイジふんする“ビッグ・ダディ”の名演も見逃せない。

http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id337482/

平平凡凡(ややそれ以下)な主人公の青年が持っていたのは一歩前へ踏み出す勇気。その勇気の素晴らしさを伝える感動作…とかそんなことはどうでもよく、アメコミ原作らしく(ってのもかなり偏見が入ってますが)痛快で頭を使う必要のないアクション。こういうの大好きです。先人たちへのオマージュが随所に見られ、つぼを押さえた作りが好印象。女の子ヒーローがジャン・レノ×ナタリー・ポートマンと言った風で圧巻でした。そりゃあ評価も高くなるわけで。続編も決まってるようで、早くも公開が待ち遠しいです。最後になりましたが、結構スプラッタな場面もあるので、そういうのが苦手な人にはお勧めできません><