曇り/普通/魔法少女まどか☆マギカ

一言で言って楽しかった。
リアルタイムでアニメ見たのはいつ以来だろうと思い返してみるとプラネテスふたつのスピカ以来かな。ライブ感は楽しさを増幅してくれるね。というわけで以下少しだけネタばれ含む感想。見てない人は退散を。というか、今からでも遅くないからニコニコ等で視聴オススメですよ。
見る人によって○○のようだという例えが違ってくるのは、寓意に満ちた小ネタを配しながらも、物語としては王道を歩んでるからかな。何となく教養を映す鏡のようで怖い気もするけど、それは置いとこう*1
ラストがデウス・エクス・マキナのようで違うのは過程を少しずつ丁寧に積み上げていってるからかな。全ての絶望を無かったことにするような救いの形もあっただろうけど、それをしてたらいくら形だけハッピーエンドでも納得出来なかっただろうね。全ての希望を受け止めた上で一歩前に進んだというのが肝なんだろうなぁ。

*1:世界の理を変えるような力の行使を選択するという点で真っ先に連想したのはオーフェンだった