晴れ/普通/骨折り損

久しぶりの、と言う言葉をよく使うけど、久しぶりの中の久しぶりというぐらい久しぶりに*1快晴に恵まれた今日は金環日食のロケハンで田貫湖へ。思えば今年は富士山を見に行っても雲を見ることになってばかりいましたが、今日は綺麗に見えました。こんなに綺麗に見えたのは富士に乗って大分から帰ってきた時以来。多分。

風が凪いだ数瞬だけ逆さ富士が見えました。そういえば逆さ富士を見るのは初めてです。ここまでは本当に良い一日でした。
その後バスに乗って富士宮駅へ戻るも渋滞や乗客の不手際が重なった結果、1分の差で乗るはずだった電車を見送ることに。これがすべての間違いの始まりでした。大人しく帰ればいいものを、ここまで来ることもそうはないだろうということで以前撮り損ねた西富士宮沼久保の風景を撮影するため身延線に乗車。とりあえずその写真は撮れました。

綺麗に広がる富士の裾野と街並み。折り返しで夜景を撮ろうと思ったら、沼久保で降りたところで身延線内に落石警報が出て電車遅延のアナウンスが*2。仕方ないので山奥でも見えるくらい高度があがった月を撮影していました。

輝面比率は約99%。左下が欠けているのが分かります。が、とまれ一年で一番大きく見える月であることは間違いありません。そうして小一時間ほど撮影をしていると流石に飽きが。そして今日中に帰れるのかという焦りが。しかしながら一向に電車がくる気配もアナウンスも無く、JR東海に状況を聞く手段も無かったのでタクシーを手配しました。するとようやく電車が動いたとのアナウンスが入り、さらにタクシーと電車が同時にやってくるというミラクルが。裏で糸を引いた人間がいたとしたら孔明クラスでしょう。わざわざやってきてくれたタクシーに説明をする時間もなくスルーするのも気まずいのでそちらに乗って運転手に事情を説明すると快調に飛ばしてくれたものの、後少しで西富士宮駅に着くというところでトロトロ運転する車に前を遮られてまたもや乗れるはずだった電車を見送ることに。これに関しては問答無用で電車に乗って後でタクシー会社に詫びの電話を入れる選択肢もあったけど自分が収まり良い方を選んだだけなんで特に誰を恨む筋合いの話でもないんですけどね。とにかく、終わってみれば余計な出費が嵩んだあげく疲れしか残らない一日でした。

*1:しつこい

*2:後になって西富士宮で駅員に聞いたところによると、西富士宮を出発したところで落石警報の情報が届いたようです。