晴れ後曇り/微妙/決勝T2日目

気が抜けてしまってはいかんよな…と。

オランダ2-1メキシコ

前半は主導権を握って攻めるメキシコとそれを受け切るオランダと言う構図。
後半開始早々メキシコが先制して以降はさすがにカウンター狙うスタイルからこれまでの姿に。戻ろうとしても戻りきれないオランダの寂しさ。右サイドからロッベンが仕掛けるという唯一の武器でひたすら攻め続けるしかない。まあその選択肢が分かってても止められない鋭さを持ってはいたんだけど、最後に立ちはだかるのはオチョア。至近距離からのシュートにもただそこにいたんではなくきっちり反応して止めて見せたのはさすがだった。
休憩タイムを経て少しメキシコが息を吹き返したように見えて、さすがに万事休したかと思ったら、CKのこぼれ球をこれまで試合からというか大会からすら消えかけてたスナイデルが豪快に振りぬいて同点に。そしてそのまま延長に入ることなく、これまで仕掛け続けたロッベンがPK奪取。まあぶっちゃけシミュではあったんだけど、あれだけ上手く演技されたら見抜けるのはスローカメラぐらいなもんでしょう。そのPKをフンテラールが決めてオランダ勝ち上がり、メキシコ敗退。最後の最後で凄い展開になってしまったなぁというゲームでした。
で、この試合ロッベンオチョアはおいといて印象的だったのがカイト。FWのイメージが強かったんだけど、今大会は主にサイドで出場。この試合も左WB→右SB→CF→右SBといつの間にかユーティリティーな選手になってたのね。これで真ん中ができればコクーだなぁ。