ETV特集でALS患者についての放送

ETV特集 2月24日(土)
難病ALSと戦って生きる患者とそれを支える家族についてのドキュメンタリー。
海を飛ぶ夢を思い出した。はっきりと明示されてなかったように記憶してるけど、映画の主人公が患っていた病気もALSだったのかな。映画については、1年と8日前の日記に感想を書いてる。
周囲に理解者がいるという点は共通してる。ただ、同じような愛情に恵まれながら選択はまったく逆だった。ラモン・サンペドロの思考がますます理解できなくなる。
今現在の自分が同じ病気にかかり、同じような理解者が周囲にいて、経済的にもゆとりがあるなら、生きることを選ぶ。その逆だとしたら、生きることすら困難なんだよな。障害者補助制度があって、患者の互助会もあるけど、自分が誰かの支え無しに一人で生きてくのはきっと無理だ。
それにしても、夫婦とか家族ってやつは凄いなって思う。本気になれば何でも出来る…というか、正の方向に向いた人間のエネルギーってのは大したもんで美しさを感じる。それが束になればなお更だな。
患者の目の動きでコミュニケーションを取るなんてのも何か落涙しそうになるほど凄いことだと思う。誰が考案したか知らないけどノーベル医学賞とか受賞したんだろうか。人間ってのは実際大したもんだよ。