世界バスケ・ベスト8決定戦2日目

やってきました4試合観戦。さすがに疲れた。朝起きた時から睡眠不足で辛かった。

ドイツvsナイジェリア

が、どうしてもドイツ国歌を聞きたかったんで何とかさいたま新都心へ。
ドイツは昨日見たアルゼンチンと被った。チームは全体的に調子が良くなさそうなんだけど、ジノビリがそうだったように、ノビツキーが要所を締める。得点差は中々離れないまま第4Qに。そこで一時は結構差が付いたんだけど、徐々にナイジェリアが追い上げて会場はナイジェリアの応援で大歓声。最後一本決めれば逆転ってとこまで追い上げたけど、結局そこを決められずに敗退。個人的にはノビさんがもうちょっと見たいんでよかったな。朝から熱いゲームをしてくれた両国に感謝。

USAvsオーストラリア

アメリカは化け物ぞろいだった。1Qは互角の勝負でオーストラリアも健闘してた。ニューレイって選手は特に良かったな。が、2Q以降は終始アメリカペース。レブロン・ジェームズドウェイン・ウェイドしか知ってる選手はいなかったけど、その2人は期待通りの活躍。そして2人以外も出てきた全員が中から外からゴール決めまくって圧巻の一言。この国と対等に試合できる国が存在するんだろうかとまで思った。最近は国際舞台でパッとしないといったような話しか聞いてなかったから余計に衝撃だったのかも。生で見れて本当に良かった。

フランスvsアンゴラ

試合開始前、ラ・マルセイエーズがハイライトかなと思ってたけど、3Qまでは本当にそんな感じだった。アンゴラはグタグダだったけど、フランスもそれに付き合うようにいまいちピリッとしない。アンゴラは半端じゃなかった。最初の方は桜木ばりにダンクじゃないと点が入らない状態。それでも4Qは猛烈な追い上げで、フランス人以外の傍観者を応援に引きずり込むような試合を見せてくれたけど、いかんせん点火が遅すぎた。最後はやっぱりシュートが決まらなくて、ファウルで一縷の望みを繋いだりしたけど、フランスはきっちりFTを決めて勝負あり。NHKスペシャルのダニジェリアを見て以来アンゴラファンでマフラー買って応援してたから残念。でも面白いゲームだった。フランスの5番・ジェラバルはプレーも風貌も印象的だったな。
関係ないけど、ハーフタイムとかゲームの空白の時間にフランス人の一団がウェーブを始めて、会場一周で大拍手。その後も度々ウェーブやって、そういえばサッカーのW杯の時もウェーブ多かったっけと思い出した。

中国vsギリシャ

アジア王者vs欧州王者。予想通り中国の応援が多くて、ヤオ・ミンがアップに出てきただけで総立ちになるような勢い。とか言いつつ自分も思わず立ち上がってしまうくらい何か華があったな。彼に並ぶと190くらいあるような人でも子供に見える。ストレッチしてても、バッシュがフィジカル・コーチの胴くらいあったり、とにかく規格外。
プレーも凄くて、1Qはインサイドを完全に制してた。彼の活躍もあって、一時は10点差をつける試合運びをして、最終的に1Qは中国の7点リードで終了。でも2Q以降は完全にギリシャの試合。ヤオ・ミンがどんなに凄くても、疲労はどうしようもない。味方もそれなりに背丈があって動ける選手が揃ってるんだけど、ダメだった。世界の壁は厚かった。ヤオ・ミンが何とか流れを変えようと、それまで全然やらなかったダンクもしたんだけど、ギリシャの勢いは止まらず。3Qだけで20点差着いちゃったもんな。
結局試合はギリシャの完勝。5番のスコーツァニーティスと14番のパパドポウロスは特に凄かった。中国なら競った勝負をしてくれるんじゃないかなと勝手に期待してたから、すごいショックだった。日本が手も足も出ないであろう中国を一蹴したギリシャと対等に戦える日なんて、どんなに強化しても夢のまた夢なんじゃないかとか思わされたな。ましてやアメリカとなんてね。
ギリシャ人の一団に混じって見てたんだけど、「ヒヤク!ヒヤク!」って感じで100点コールが上がってて面白かったんだけど、複雑だった。日本人には無理なスポーツなのかな…。

その他

日本代表の準備とか、大会自体のプロモーションとか、ボックススコアがオフィシャルの日本語ページから見れないとか不満を挙げればキリがないけど、この大会を日本で開催したという一点だけは協会を褒めてもいい。ただの野次馬的気分で見に行ったんだけど、ここまで面白いとは思わなかった。準決勝あたりも白熱しそう。無理やり休みとって見に行こうかな。

会場外のステージに

時東ぁみが出てた。手を振り上げたり飛び跳ねたり、ファンの人たちの熱気が凄かった。
その後、同じステージに変な坊さんの格好をしたユニットが出てた。流石に最先端杉じゃまいか。