EURO2008:決勝:ドイツ 0-1 スペイン

まずはスペイン優勝おめでとう。
とりあえず前半の感想から。

・ラームと
・ドイツのとことんオーソドックスなサッカーはやっぱ迫力がある。
・しかしスペインの変幻自在なパスサッカーが一枚上手。
・前半中盤以降はスペインのゲーム。このままだと点差が開きそうだけど、さて。

後半途中。

・ドイツはもっと上背を活かす戦いにした方が良さそうだけど愚直なまでに繋ごうとするのは何故。
・ドイツがまったくシュートまで持ち込めない。これだけパスミスが多ければさもありなんか。

終了後。

・赤色だけあって技術もハートも3倍ぐらい強く見えました。
・後半のドイツは正味5分くらいをのぞいて歯ごたえ0。

というわけで、ドイツはほとんど良い所がなく終戦。スペインの守備も良かったにせよ、それ以上にミスで自滅した感が強い。前半の攻勢をかけてる時間で1点でもとれれば面白かったんだけど、たらればを言っても仕方ないか。前半でラームを下げたのも結果論だけど失敗だったな。FW投入も結局つなげなくなった要因かな。結果論だけど。
その一方でスペインのサッカーは何から何まで完璧だった。得点こそ1点に終わったものの、技術とアイディアが見事に融合したパス回しで、体格では優るドイツDFを完全に崩してた。そして相手がボールを持てば前から圧力をかけてパスコースを消して自由に回させない。アラゴネス爺さんは相変わらず強気でカシージャスがイエローもらってるのに積極的に3枚の交代を使い切る采配。そして、それは杞憂に終わった。完勝と呼ぶに相応しい戦い方。唯一惜しまれるのは、ドイツに張り合いがなかっただけ…と言っても過言ではないんじゃなかろうか。

高橋陽一先生曰く

個人的にはスペインを応援しています。でも、なかなか優勝できない(笑)。国民の応援が足りないからなのかな。できることなら、スペインが優勝し、国民がどんな反応をするか、その雰囲気を見てみたいです。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/euro/08/column/200804/at00016902.html

国民の反応は確かに気になる…と思いつつも、どうせまたやらかして予選敗退するんでしょ…とか思ってただけに、スペインに対してちょっと申し訳ない気分。
最後にもう一度言っとこう。
おめでとう、スペイン!