晴れ/微妙/散歩

今日は高田馬場でスタジオ。どこでどう力の入れ方を間違えたのか、薬指がぷくっと腫れてしまった。我ながら情けない話だ。
スタジオは意外と早く終わったので、これまた意外と暖かな日差しに誘われて久しぶりに高田馬場一帯を歩いてみた。馬場の駅前から戸山公園を抜けて諏訪通りを早稲田方面へ歩き、戸山公園をぐるっと回ってから早稲田駅がゴールというルート。戸山公園が2度出てきたのはワープしたとかそういうことではなく、2つにわかれているため。

道路を一つ挟む程度なら分かるけど、これだけ離れて同じ名前を冠してる理由がいまいち分からない。ブラタモリ辺りで取り上げてくれないだろうか。
それはともかく、戸山公園は両方とも間もなく見ごろといった雰囲気だった。車道の騒音から少し離れた空間に野球の練習に励む子供の声や金管楽器の微妙な音色が響いて、日曜の昼下がりを絵にかいたような光景がなぜか妙に胸に迫って、少し気を抜いたら何かがこぼれおちそうなぐらい。学生の頃は桜を見に来ることはあっても、わざわざ紅葉の時期に見に行こうとは思わなかったな。そういった平和な光景の一方すぐそばでホームレスの方々が炊き出しの列に並んでもいたり。学生の頃は見なかった光景のような気がするけど、視界に入っても気にも留めなかったのだったら恥じ入るばかりだ。そんなことを考えながらも歩き進んで標高44.6mの箱根山に登頂。446mではなく44.6m。
デイリーポータルZ:標高44.6m、新宿最高峰の箱根山に登る。
頂上より高く伸びた木立の向こうには新宿のビル群が見える。

以前はもう少し景色が見えたような気がするんだけど、単純に気のせいか、それとも木が伸びるのに十分なほど年月が経ってしまったのかは分からない。