撮り鉄乗り鉄日帰りの旅

というわけで一昨日書いていた通りの行程で静岡・山梨をぶらぶらしてきた。
朝一でみどりの窓口に行って18きっぷ購入。これなら紛失する心配が無い!*1

富士山&500系

http://rail-travel.hp.infoseek.co.jp/point/jrc/shinkansen/01.html
この鉄道撮影地メモに従って撮影。方向音痴気味の自分ですら一発で辿りつける丁寧な解説が有り難い。
既に多くの写真が残っていて、これから500系東海道引退にかけて多くの人が残すであろう写真を撮りに行くことの意味を考えると中々上手く説明できないのだけど、この場合まずその風景を見ておきたいという欲求の方が先に来てるのかな。といって写真が完全に二の次というわけでも無いんだけど。なんてことをつらつら考えながら都合3回通り過ぎた500系君を撮影。

空の9割9分まで晴れ渡っていたのに残り1分が富士山の上にかかるという泣けばいいのか笑えばいいのか悩む天気だったけど、3本目を撮り終えた後はみるみる雲が濃くなってきたので笑っとこう。
そんな天気と関係なく失敗写真も多くて後悔があるので、来週どうしたものか考え中。撮影地メモに従って行こうかなと思ってた別の場所が熊出没注意で迷う。

身延線

前々から乗ろうと思って中々乗る機会が無かったけど、今回ようやく乗ることができた。
富士駅を出発するとしばらく富士山を時計回りにぐるっと回るように進んでいく。西富士宮沼久保間に、ふいに視界が開けて富士山とすそ野に広がる街並みが一望できる区間があった。

ラピュタが2,3個分入りそうなでかい雲にすっぽり覆われているのが富士山。晴れてさえいれば、日本一を自称しても文句ない風景。曇ってても思わず声をあげそうになった。それにしても、山の天気は変わりやすいとは言うけど、ここまで実践しなくてもいいのに。
その後は富士川沿いに天子山地を右手、南アルプスを左手に見ながら進んでいく。要はほとんど山道で、甲府付近から駅の感覚も狭まって市街地に入っていくという路線。初めて乗る路線だと3時間もあっという間に過ぎてしまうから困る。まあ後半は日が暮れて景色も見えないから少し寝てたんだけど><

中央線

甲府からは勝手知ったるいつもの中央線。
塩山〜勝沼ぶどう郷間の車窓は暗闇に宝石をばらまいたような夜景が広がってそれは見事なものなんだけど、きっちり撮影できる腕がないのが切ない。
そんな区間を経て、今回初めて勝沼ぶどう郷駅で降りて夜景を眺めたんだけど、想像以上の素晴らしさだった。
眼下には遠い街並みの灯りが。

ふと空を見上げると、遠くからやってきた星々の光が。

山際からちょうどオリオンが上ったところだった。駅だからして、架線とか邪魔な物体が多いのも泣き所だけど、それでもなお我が家付近ではとても得られない光景に見とれる贅沢な時間。
ここに乗っけた写真は実物の足元にも及ばないけど*2、きちんと撮れなかった悔しさより良い風景を見れた喜びの方が優ってしまうのは困ったもんだね。

*1:と思ったら途中の駅で一度きっぷを落として冷や汗かいたね僕わ!

*2:遠くに見える夜景を映す時のTIPS的なものが未だに把握できてない>